2022.11.28 | お知らせ | 異能アントレチャレンジ
異能アントレ・チャレンジ「大学教育改革」に挑む4名の学生がスタンフォード大学d.school・University Innovation Fellowの称号を授与されました!!
2022年10月に学生4名がスタンフォード大学よりスタンフォード大学・ユニバーシティ・イノベーションフェローの称号を授与されました。 11月25日に学内にて授与式を行い、山口昌弘副学長(教育改革・国際戦略担当)から激励の言葉を贈られると共に、学生一人ひとりにフェローバッジが手渡されました。
このプログラムは、スタンフォード大学デザイン学部 Hasso Plattner Institute of Design(d。school)が提供するもので、各年度に1つの大学から4人まで参加が可能なプログラムです。学生が大学内でどのようなイノベーションを起こすことができるのか、学びながら考え、実行に移していくものです。
今年は工学部2年生のRawin Assabumrungratさんと、彼を支える先輩として飯塚愛斗さん(工学部3年)、吉本壮汰さん(理学部3年)、Rukaia Farzatさん(農学部3年)の4人がチームを組み、大学教育改革への第一歩に挑みました。6週間のオンライン研修の中で「学生100人アンケート」などをはじめとして学内の学生・教職員らへのインタビューを実施し、取組むべきテーマとして、東北大学に所属するすべての学生や教職員が、「東北大学が誇らしい」「東北大学に貢献したい」という母校への熱い思いを抱けるような大学を目指し、「七大戦リアルタイム速報」、「ライフデザインワークショップ」、「学内プログラムビジュアルマップ」などをはじめとした5つのプロジェクトを掲げました。これらのプロジェクトについて、10月7日に開催された「ステークホルダーミーティング」で山口副学長をはじめ、多数の副学長、教職員、学生団体代表者らにプレゼンを行い、始動を開始しています。
挑戦心溢れる学生たちのスピリットと、教員ではなかなか思いつけない学生目線からの教育アイデアにメンター教員も驚かされるばかりです。
【UIFメンバーの声】
■自分の英語力の不足や、多くのタスクでとても大変でした。チームでのミーティング時間も長くて、研修中は本当に疲れました。しかし、研修が終わった今それらを振り返ると、とても楽しいと思えるようになっている自分がいます。インタビューなどで初対面の人と話すことが多く、緊張する機会も多かったのですが、その大切さを実感として理解し、精神的に少し成長できたと思います。
■UIFの研修は大変でしたが、とても有意義でした。ステークホルダーミーティングでは、多くの参加者から熱意を感じることができ、今までの自分とは違う自分になって、大学教育改革というミッションのなかで大役を果たすことができたと感じました。これからプロジェクトを進めるための勇気をもらえた最高の瞬間でした。今、僕は自分が変わり始めたと実感しています。