2024.10.18 | レポート | 未来構想Lab
【事後レポート】キャリア・アクセラレーション・プログラム
これからの時代に必要とされる体験型キャリア教育の姿
本プログラムで実施しているライフデザイン教育である未来構想Lab。
プログラム3年目の新たなチャレンジとして、日本キャリア開発協会(JCDA)と連携した5週間のキャリア・アクセラレーション・プログラムを8月末から9月末にかけて大学生向けに実施しました。
単に自己分析や未来のキャリアデザインを机の上で考えるのではなく、自分の考えたキャリアデザインを一つの仮説と捉え、それを検証するために学生が社会人に対して1対1のインタビューを行う。
社会人の先輩たちの講演を聞くのではなく、彼らとの対話を通じて、自分が思い描いた未来像と現実との違いや、対話の中で生まれる予期せぬ発見をし、それらを振返りながら自分の将来の姿をブラッシュアップする。
そんなインタラクティブなプログラムを多くの方々のご協力により実施しました。
参加した学生達からは、
「自分の人生は自分で作るものだということ、そしてそれは途中で変わっても良いんだと思えるようになった」
「経験や出会いを繰り返すことで、自分のやりたい事の解像度を上げることができると実感できた」
「漠然とした将来への不安を感じていたけど、その不安を紐解いていき、考えてもわからなければ人に聞き、そして行動する。そうやって、漠然とした不安を自分を変革する原動力にすれば良いと思えるようになった」
というように、様々な業種・職種の社会人の方へのインタビューを通じて沢山の学びがあったようです。
自分の将来のビジョンについて真剣かつ柔軟に、人との対話を通じて考える。でも、そこで決めた道に固執せず、常に自分の価値観ややりたい事をアップデートしていく。
そんなキャリア教育がこれからの時代に益々重要になっていくのだと実感したプログラムでした。