2023.03.16 | レポート | 異能アントレチャレンジ
タリン工科大学研修のご報告
異能アントレ・チャレンジの1つである、タリン工科大学でのDX研修が終了しました。
今回の研修では、10名の学部生・大学院生が参加し、現地でタリン工科大学のスタッフに加えて、マレーシアやブラジルなどからの参加者とともに本場エストニアのデジタル社会の築き方を学んできました!
世界をリードするデジタル先進国エストニア。しかしながら、実際に現地へ行ってみると、その街並みは北欧の伝統的な感じ。想像とは違い、それほどデジタル・デジタルとした感じではありません。東京のほうが近代的に見えます。ところが、建物の中に入ったり、公共交通機関を利用してみると、各所にデジタル端末が設置され、非常に高い利便性を構築しているのに驚きました!まさに、デジタル技術やサービスが人々の日常生活と一体となっており、より快適な暮らしや社会を再構築しているのを肌で感じることができました。
今回の研修に参加した学生達は、そんなデジタル社会を構築するための考え方やマインド(意識)、そして具体的な事例をタリン工科大学での講義や、
タリン市内の施設、IT企業等への訪問を通じて学んできました。
デジタル社会とは、単に「アナログ」を「デジタル」に置き換えることではない。
「デジタル」を駆使して、人々の暮らしや社会を再構築することなのだと、改めて実感させられる研修でした。